7月・8月・9月の誕生石

紀元前、御守りとして始まった誕生石

誕生石を身に着けることは紀元前から始まり、その起源は旧約聖書と深くかかわりを持ちます。かつて、宝石は聖職者や王侯貴族のみが所有することを許されていました。

12個の宝石をすべて所有し、その中でも特にその月にパワーの強い石を「マンス・ストーン」とし、御守りとされていたようです。

宝石は硬く、美しく、そして自然の力を秘めています。

生まれ月を象徴する「マンス・ストーン」を身に着けることで、その宝石は身に着けた人の御守りとなり、存在を照らし、さらには人々の歴史を語るツールとなって生き続けていくのでしょう。

7月の誕生石 ルビー (Ruby)

太陽で象徴される7月にふさわしい誕生石として、真っ赤なルビーが選ばれています。
古代神話の世界では、ルビーは炎と戦いの軍神マルスが宿る護身の宝石といわれていました。

ルビーの赤い色は情熱を象徴し、貴方にパワフルなエネルギーを与え、情熱的な愛を得られるようにサポートします。また、血液の浄化作用を持ち、昔から「血と熱に効く石」とされてきました。
あらゆる不運から身を守り、勝利へと導きます。

8月の誕生石 ペリドット (Peridot)

8月は神のお告げを伝える、偉大な女性 ユノ・アウグスタの月。
穀物や果実が太陽の恵みを受け、熟してくる時期。
宇宙から飛んできた隕石と成分がほとんど同じという所以から、「太陽の石」とも呼ばれているペリドットが誕生石として選ばれています。

「太陽の石」と言われるように、災いをはねのける強いパワーを持ちます。性格を明るくさせ、注目度や信頼度をアップさせる働きがあり、内面的に美しく輝かせる効果もあります。
宝石ことばが「夫婦の幸福」でもあるように、夫婦おそろいで身に着けるといつまでも円満に暮らせるとも・・

9月の誕生石 サファイア (Sapphire)

激しい太陽の輝きからすがすがしい青空へと移り変わる9月。

神の存在を印象付け、ブルーサファイヤは信仰の証として枢機卿や司教のリングにセットされています。青空や海を象徴するサファイアが9月の誕生石として選ばれています。

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